家の素材を決める際は大きめのサンプルを用意してもらう

色のサンプルは大きめが良い

家造りにおいては外壁や内装などの色を決めていく必要があります。内装と言っても壁や床、天井や柱などいろいろな部分の色を決めていく必要があり、色によって部屋の様子がかなり変わるときもあります。ある程度の間取りが決まりだすと本格的に色を決めますが、その時は設計担当者に色のサンプルを用意してもらいましょう。最近は打ち合わせにパソコンやタブレットを利用するときがありますが、色はパソコンなどだと正確に表示されにくいです。また小さいサンプルだと複数の色を合わせるときにイメージがつきにくく、完成後に思った通りにならない可能性があります。まずは小さいサンプルでいくつかの候補を絞り、絞った候補に関しては大きめのサンプルを利用して検討すると良いでしょう。

手に触れる部分は触れるサンプルで確認

住宅においては壁や床は手で触ったり足で踏んだりします。一方天井などは掃除の時以外はほぼ触れないので、手触りがどうかを考える必要はありません。家造りをするときに打ち合わせで素材を決めていきますが、住むときに実際に手に触れる部分の素材を決めるときは触って感触を確かめた方がいいでしょう。その時は大きめのサンプルを用意してもらう必要がありそうです。壁材や床材のサンプルが用意されていますが、指程度の大きさのものもあれば手のひらより大きいサイズのものもあります。指だけでも何となくわかりそうですが、手のひら全体で触った時とでかなり感触が違ってきます。可能であれば手のひら以上の大きさのサンプルを用意してもらって確認作業を進めていきます。

家の間取りは、家族との会話やお風呂、睡眠という家で生活の全てに関わってくるものです。どこにどの部屋、あるいはトイレやお風呂があるかは、生活の質の向上を得るためにはとても重要です。